肘の痛み
原因がよくわからないけど肘が痛くなった!
物を持つときに肘が痛い!
腕をよく使う仕事なので肘が痛い!
スポーツをしていて肘が痛くなった!
肘の痛み、本当に辛いですよね。
私の院にも肘の痛みで悩む患者さんがかなりいらっしゃいます。
お気軽にご相談ください。
【肘の関節のしくみ】
肘の関節は3本の骨が組み合わさって出来ています。
上腕骨(肘から肩までの骨)、
橈骨(肘から親指側までの骨)、
尺骨(肘から小指までの骨)の
3本の骨が蝶つがいのように絡み合って、
そこをまたぐように筋肉や靭帯で補強されています。
手首や指の動きと、肘の動きは密接に関係していて、
靭帯、3つの骨の関節部、筋肉が、
複雑な動きをするので痛めやすくなっています。
【肘の痛みの種類】
- 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
無理に手首や肘の力を使うことで、
肘に炎症が起こります。
特にテニスのバックハンドにより発症することが多いので、
「テニス肘」と良く言われます。
テニス肘は
お医者さんの診断名は「上腕骨外側上顆炎」と付けられることが多いです。
簡単に言うと、肘の外側が痛くなることです。
「上腕骨外側上顆炎」は
長時間のパソコン作業、
重い物を持つ仕事、
赤ちゃんを抱っこするお母さん、
重いフライパンを持つ料理人・・・・・
など様々な労作でも発症します。
テニス肘のページはこちら
→http://www.hishiyama-chosei.com/category1/s8812/
- 上腕骨内側上顆炎(野球肘・ゴルフ肘)
野球において、
繰り返しボールを投げることで肘に負担がかかり、
投球時、投球後に肘が痛くなります。
またゴルフにおいて、
クラブを振り下ろしてボールを遠くへ飛ばすときに、
無理に力をかけて遠くへ飛ばそうとすると、
肘へはかなりの負担がかかり肘が痛くなることがあります。
野球肘・ゴルフ肘は、
お医者さんでは「上腕骨内側上顆炎」
と診断されることが多いです。
つまり肘の内側が痛くなります。
野球肘・ゴルフ肘のページはこちら
→http://www.hishiyama-chosei.com/category1/s8930/
- 関節リウマチ
朝起きたら関節のこわばりがある!
肘以外の関節も痛い!
・・・・・などなど、チェック項目があるのですが、
当てはまったらお医者さんに行って検査を受けてください。
血液検査でわかるようになっています。
早期発見、早期治療がとっても大切です!
- 変形性肘関節症
重い物を持つような重労働や、スポーツ選手など、
長年の肘への負担によって、肘の関節が変形してしまいます。
変形により、肘の曲げ伸ばしが大変になります。
【考えられる要因】
肘が痛くなる人の多くは、腕だけで仕事(スポーツ)をしていると私は感じます。
全身を使って行うと、各関節の負担が少なくなります。
重い物を持つときでも、腕だけでなく、
腰から背中を使って体全体で持つようにすると、
肘や肩への負担が少なくなります。
また現在はパソコンの普及により、
一日中キーボードをたたいたり、マウスを動かしたり、
スマートホンを多くいじったりして、
細かい腕や手首の動きが肘を痛める要因になっています。
長時間の利用によって、姿勢も悪くなります。
姿勢が悪いため、どうしても腕だけの力に頼りがちになることが多いので、
普段から「正しい姿勢」を心がけることが大切です。
これは恥ずかしい話なのですが、
私自身も、今の仕事を始めたばかりのころは、
手先と腕だけで施術ををしていたせいか、
肘が痛くなってしまいました。
「修行が足りない!!」とよく言われました(笑)
今はそんなことはありませんが。
変形肘関節症も、体全体で仕事(スポーツ)をするように心がけていたら、
発症しにくいと私は思います。
【当院の施術】
痛めている肘への施術だけでなく、
肩甲骨の動きを良くしたり、
腰や背中、首も施術し、
「正しい姿勢」になるよう施術します。
「正しい姿勢」とは背骨を横から見たとき、
アルファベットのSの字の形をしています。
日常の仕事(スポーツ)においては、
腕だけの力でなく、全身のばねを使うようにして、
肘に負担のかからないようにするようにと伝えております。
あなたも肘のことでお悩みがありましたら、ぜひご相談下さい。