子どもたちの光るこえ ~書籍紹介シリーズ⑦~

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こんにちは。

今日も晴れて気温が上がりましたね。
ただカラッとした感じで
秋を感じさせます。

さて読書の秋ということで

書籍紹介シリーズ 第七弾

本日ご紹介させていただく本は

子どもたちの光るこえ

著者:香葉村真由美 センジュ出版

 

この本は泣けます。

著者は福岡県の小学校の先生です。
実際に教室で起こった子供たちの物語です。

学校で一番の問題児と言われた男の子、
声を出せなくなってしまった女の子、
交通事故でお父さんを亡くしてしまった男の子、
DVを受けていた男の子
・・・・・・などなど
様々な問題を抱えた児童たちに対し
心の声を聞こうと
真剣に向き合って、
大きな愛で包んでいく。

この先生は、全国で講演活動も行っています。
そして全国の子どもたちの明るい未来のため
子どもたちが自信を持って
光輝く世界へ向かって行って欲しいと
訴えています。

こんな素晴らしい活動をしているのは
とある教え子の死がきっかけでした。

*********

ある日、勤務していた小学校に
教え子のさやかがやってきました。

小学生の時は明るく活発な女の子でしたが、
見るからに痩せてやつれ切った体。
しかもリストカットの痕もある。
その時身も心もボロボロの状態だったのです。

交際していた男性との間に子供が出来ましたが、
彼にそれを伝えると離れて行ってしまったのです。
それでも一人で子供を産もうとしましたが、
周りから反対されて子供をおろすことに。

さやかは
ひとつの命をあやめた自分を責め続け苦しみました。
リストカットもその頃からするようになったのです。

辛い時はお姉さんの恋人(義兄になる人)
が相談に乗ってくれました。
しかし、
相談でさやかの元に駆け付けようとしたときに
交通事故で亡くなってしまったのです。

それからは
「自分とかかわる人は不幸になる」
とさらに自分を追い詰めるようになっていきました。
何度も自殺未遂を繰り返すようになりました。

そんなさやかの姿を見てショックでした。

それで励ますつもりで、
「さやか、何やってるの?」
「頑張らなきゃいけないよ。頑張って生きるのよ。」
と言ったのです。

さやかも
「先生、そうだよね。もっと頑張らなきゃだよね。わかった。」
と言ってその時は会話が終わったのです。

その数日後、
さやかの母親からの電話が。
さやかが自ら命を絶ったと。

頭をハンマーで殴られた感じ。
そしてさやかの心の声を
聞き入れることが出来なかった自分を責め続けるようになりました。

そんな自分が教師としてやっていく自信がなくなってしまいました。
生きて行く自身さえもなくなっていきました。
離婚もしました。
体調を崩してしばらく休職することになりました。

一日中布団の中。
何度も起き上がろうとするが起き上がれない。
もう死んでしまおうかとも・・・・

そんな毎日を過ごしていると、
娘たちから
「お母さん起き上がらなくていいよ。生きているだけでいいよ。
と言われました。

「生きているだけでいいよ。」
その言葉に涙・・・
そこから少しずつエネルギーがよみがえって行きました。

そして気づいたのです。
さやかが本当に聞き語った言葉は
「よく頑張ったね。もう頑張らなくていいよ。」
と言って抱きしめることであったと。

そしてさやかに出来なかったことを
悩みを抱えている子どもたちにしてあげたいと
再度教壇に立つ決心をしました。

そして教壇へ再び戻って
子どもたちと
真剣に向き合い心の声を聞いて行きました。

そんな教師生活を送りながら、
子どもたちから教えられ、
支えてもらい、
自信も成長して行きました。

この記事を書いているだけで涙が・・・・・
最近色々なことがあったのですが、
ピュアな涙が全部きれいさっぱり流してくれたようです。

感動の本です。
読書の秋に涙を流していてはいかがでしょう。

最後まで
読んでいただきありがとうございました。

 

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